連休中に池袋でRLのファミリーセールに行ったら入場待ちの行列にビックリ! 会場内ではゴミのように積み上がった洋服の山の中から15000円のシャツを掘り出して上機嫌でしたが、やっぱり普段から引きこもりに近い生活を送っていると、人波に揉まれるのは疲れますね(笑)
I repaired a leather belt on the rear trunk of AMR’s 250SWB which was built by Isao Nomura about 10 years ago.
こちらは友人から頼まれたAMRの250SWBの修復です。野村勲氏が10数年前に製作したもので、リアトランクの革ストラップが脱落しているので再生して欲しいとのことでした。まずはボディに残っていたエポキシ接着剤の残片を、爪楊枝の先でそぎ落とします。
バックルは直径0.25mの洋白線を長方形に曲げ、真ん中に洋白線を渡すための溝を三角ヤスリで刻んでから半田付けします。
ストラップは野村さんと同様、製図用のラインテープを使いました。微妙に凹凸のあるテクスチャーが革っぽいですね。
ハンブロールの「レザー」で着色してから、エポキシ接着剤で元の位置に取り付けます。仮止めのテープを外してみると、色味が明る過ぎるように感じたので、エナメルの黒でうっすら汚しを入れました。
仕上げにボディを外して中性洗剤で丸洗い、ハセガワのコーティングポリマーで仕上げて、無事に納品してきました。
こ、これは!スーパーカークラッシックに掲載されたモノですかね。
素晴らしい艶艶しさです。
スーパーカークラッシック連載時より、もう少し後に製作されたものだと思います。G.ヒルの250GTOと同様、人気のある車なので、何度かリピートで作っておられました。
うわ~・・・野村勲さんって言ったら43モデラーの草分け的な人ですよね?その方が製作されたミニカーを持っている御友人の方が羨ましいだけでなく、リペアを依頼される上村さんもスゴイ。
一番上の写真を拝見しただけで自分、脂汗が出てしまいました。バックルの製作方法もシートベルトのバックルを作る時の道標となりそうです。自分の次回作はフェラーリ512テスタロッサ’ロードカー)です。
自分も同じ引きこもりに近い生活してます。それにしても、この革のベルトの質感と言い工作やツヤは凄いですね。