1/20スケールのマクラーレンMP4/2の製作記、3回目はアッパーカウルの工作です。BEEMAXのキット購入時のレビューで「変形/反っている」と書きましたが、その対策を中心に作業を進めました。
サイドポンツーンとセンターカウルの境界線にデザインナイフでやや深めに切り込みを入れ、手で押し開くようにじんわり力を加えて、サイドポンツーンの上面を水平に戻します。
※切り込みを入れずに修正しても直りますが、最終的には重ねた塗料の収縮力によって戻ってしまうことが多いです。
若干開いた切れ目の隙間に瞬間接着剤を流して固め、その位置をキープします。接着剤が固まるまでの待ち時間に、ヤスリでラジエターアウトレットのエッジを薄く仕上げました。
表面の状態を確認するために軽くサフを吹いてから、はみ出ている瞬間接着剤を棒ヤスリであらかた削り落とし、#400のサンドペーパーで表面を整えます。
あとは細かいところですが、サイドポンツーンのインテークの内に回り込んだ部分をプラ板で延長してみました。継ぎ目は瞬間接着剤とパウダーで埋めています。
ヘッドレストのパーツ(A-4)も瞬間接着剤で取り付け、#400のサンドペーパーで均してからサーフェイサーを吹きました。ちなみに赤い矢印部分にも軽いヒケがあって、「削れば消えるかな?」とやってみましたが無理でした(笑) 瞬間接着剤もしくはパテ埋め処理をお勧め致します。
最近は自分の模型のデカール貼りも出来ずにいます。
何故か分かりませんが、2人の子供がガンプラ(ガンダムのTV)
に目覚めまして、作らされてばかり(って言っても素組みですが)。
いや~・・・自分が高校生(確か1年生)の頃のキットとは
雲泥の差ですね、技術の進歩恐るべしですよ。