今日はP4/5Cのリアウイングの作り方を解説しますが、ちょっと長いです! 基本的に図面は引かず、現物合わせです。
Here’s a scratch-building process of P4/5C rear wing.
最初にウイング後縁の歪み防止のために半田付けしてあった治具を外し、左右対称となるようにボディ幅に合わせて両端を削り揃えます。ウイングポストはさかつうの3mm幅の洋白帯を使いました。糸鋸で溝を切った中に小さなダボ穴を開け、半田でしっかり固めます。
ボディの後端に洋白帯を差し込む溝を彫ります。モーターツールで線を引くように削り、ある程度の深さになったところで、0.2mm幅のタガネを使って更に彫り進めます。
翼端板は0.15mmの洋白板から切り出しました。瞬間接着剤で本体に仮付けして、大きさと形状をチェックします。
半田付けはいつものようにノギスを使いましたが、スパンが長いため、位置決めでズレやすく苦労しました。使った半田はウイングポストに使用したものより融点低めです。
全て組み上がったところで、#320-400のサンドペーパーで余分な半田を削り落とします。日曜日に入手したファンテックの先端工具、削れすぎない感じが絶妙です。
目立つキズや凹みがあれば事前にウレタンサフを筆塗りし、サンドペーパーである程度の面を仕上げてから、もう一度サフを吹きました。
ボディの下地が出ていた部分にもサフを吹いてます。この状態で1-2週間ほど寝かせることにしましょう。
ヤニ入りハンダを使っても「ハジキ」は大丈夫なんですか?
ヤニ入りでも、コテに触れたときに白煙が上がって
ある程度は蒸発してしまうので大丈夫ですよ。