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ドラゴンのIII号E型(スマートキット)製作記-9

P4/5Cに吹いたサーフェイサーが落ち着くまでの間、ドラゴンのIII号E型の製作を進めます。久しぶりにキットの箱を開け、目に止まったのがこの砲塔のパーツ。要らないゲートがやたらに多く、ニッパーで切って整形するだけでもかなりの手間ですが、この”やらされてる感”をあえて味わうというのも、模型作りの面白さの1つです(笑)
IMG_0790E型に不必要なネジのモールドは、瞬間接着剤とアルテコのパウダーで埋めておきます。
IMG_0791半日ほど放置して接着剤が硬化したら、余分な盛り上がりをデザインナイフで慎重に削り取り、#600から#1000まで耐水ペーパーを掛けて仕上げました。
IMG_0797ハッチのヒンジパーツ(G-19,24)を仮組みしてみると、砲塔の側面から若干浮き上がってしまったので、接着面(赤マジックで塗られた箇所)を削って面イチになるように調整します。
IMG_0798ハッチを可動させる場合、ヒンジの芯(0.3mm洋白線)を通す穴は砲塔に接着前に開けておくことを勧めます。ピンバイスの軸ブレを最小限に抑えるため、個々に下穴を彫ってから0.4mmのドリルで慎重に開口しました。
IMG_0800ハッチ側にも0.3mmの穴を開けて仮組みしたところ、やや動きが渋かったので、砲塔側のヒンジの穴を0.45mmに拡げています。ハッチの内側にモールドされたレバー類も、前作のIV号F型と同じく別パーツで作り直す予定です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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