God Dwells in Small Things

アネシーの375MM(その14)コクピットの工作

昨日はルマンの会の定例会がありまして、静岡ホビーショー/合同作品展に持っていく作品が20台ほど集まったのでございます。
静岡ホビーショーの公式ページに館内マップが掲載されてますが、ルマンの会のブースは南館のB列26番、おとなりは「プロジェクトF」さんと「静岡オートモデラーの集い」の面々です。17日と18日の2日間、よろしくお願いします。
さて、我ながら順調なペースで進んでいるアネシーの375MM、今日はコクピットの工作を紹介します。シフトレバーは太さ0.5mmの虫ピンの先に黒パテをダンゴに盛って、硬化後にモーターツールで回しながらヤスリを当ててノブの形に削り出しました。塗装は下塗りのピンクサフをウェットに吹いて、乾いてからクレオスのシェードブラウンでスミ入れ。このときディアフットの筆で表面を叩くように塗り伸ばして自然な陰影を入れ、半艶に調整したディープレッドでコートして仕上げました。
組み上げるとこんな感じ。コクピットフロアはディープレッドにブラウンを足して暗くした色を、距離を遠めから吹いてガサガサの質感に仕上げました。
エキゾーストパイプはキットのメタルパーツの代わりに直径1.6mmの真鍮パイプを用意し、片側は90度に曲げてシャシーに取り付ける必要があったので、同径の真鍮線を半田付けしてプライヤーで曲げています。着色はアオバの黒染め液です。
ダッシュボードは黒サフを厚めに3-4回吹き重ねて艶々の下地を作り、8番銀をややウェット目に吹いて仕上げ。メーターデカールの打ち抜きとリングの取り付けはYouTubeのライブ配信があるので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
メータの間に点在するインジケーターランプは、透明の伸ばしランナーをクリアーカラーで着色し、座金のリングは0.3mmの虫ピンにリード線の芯線を巻きつけて作りました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
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