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アネシーの375MM(その11)クリアーコートとワイパー

静岡ホビーショーまであと10日!ということで、今日はクリアーコートとフロントウインドウの窓枠のやり直し作業を紹介します。
メタリック塗装のクリアーコートは、急ぎすると溶剤の影響でメタリックの粒子が乱れてしまうので、最初のうちはセミウェットで2-3回吹き重ね、塗膜がしっかりしてきたところでウェットめに2回吹いて乾燥待ちに入りました。
ルーフやドアの内側はザラザラになりがちなので、あらかじめマスキングしておくと、ペーパーで均す手間が省けます。
洋白板で作った窓枠の仕上げ中、力余ってフロント側を歪ませてしまい、ピッタリ合わなくなってしまったので、少し厚めの0.25mmで作り直しました。
Fウインドウの開口部と洋白板の外縁をフィットさせたら、ダイヤモンドディスクで切り込みを入れ、さらにダイヤモンドビットでスリットを広げるようにして、窓枠の幅を0.6〜0.7mm程度まで細くしていきます。
ある程度の形が出来たら、DTファイルの400番で内側のエッジを仕上げ、表面をゴム砥石でピカピカに磨いて仕上げました。
ワイパーは一昨年に作った166UOVOの残りが使えるかな?と思いましたが、アームが若干長い上に左右対象で2本必要なので、流用は諦めて自作します。
SWASH DESIGNのエッチングは硬めのステンレス素材ですが、「ステンレス用」のフラックスを使えば半田付けは可能です。今回はエッチングのブレードとネック、アームの基部(洋白角線)、回転軸(洋白線)の3ピース構成です。
バキュームの窓を仮組みして、ブレードが浮かないようにネックと軸の取り付け角度を調整しました。

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