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アネシーの375MM(その8)窓の工作-2

静岡ホビーショーの開幕まであと36日!ということで、同時に開催されるモデラーズクラブ合同作品展に出品するフェラーリ375MMの製作を進めています。
前後のウインドウは開口部に合わせて0.7mmのアルミ板を曲げ、表面を2000番のサンドペーパーで磨いた原型を作り、ヒートプレスで絞り出しました。材料はご近所の100円ショップで購入したB4サイズのハードケース(素材は塩ビ/PVC)を切り抜いたもの。
よく目を凝らすと表面に不均一なスジやムラがありますが、この後でサンディングしてクリアーコートするので問題ないと思います。※PVCは経年変化で10年20年後に黄ばんでしまう可能性が高いので、心配な方はPET板やプラバンの使用をお勧めします。
リアウインドウは湾曲が強くて深さがあり、ヒートプレスで強く引っぱると薄く強度不足になりがちなので、昔に購入したバキュームフォーマーで絞り出してみます。隣にある見慣れない送風ファンは、「Spolehli 静電気除去ミニファン フィルター付き 除電器 イオナイザー
元々はこのF-4Eサンダーバーズを編集部に送り出す際、静電気のおかげで発泡スチロールの粉末が機体のあちこちにこびり付き、既存の静電ブラシではどうにもならない状況に困り果てて購入したものですが、それ以来、エアブラシ塗装の前に除電することで、ホコリの付着が少なくなりました。
バキュームフォームの前にイオナイザーの風を10秒ほど原型に当て、材料のPVCもマシンにセットする前に10秒ほど除電し、ブラシで表面のホコリを払ってからスイッチオン! あっけないほど簡単に、綺麗なリアウインドウの誕生です。
クロームの窓枠については当初、こちらのTipo33のように洋白丸線を曲げて作ろうかと思っていましたが、試しにやってみたところ難しかったので、0.2mmの洋白板を曲げて中央部を切り抜く作戦でいくことにします。

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