昔作ったタメオのマクラーレンM23の修理です。コクピットカウルの先端、オレンジとクリアーの塗膜が剥がれて下地のウレタンサフが露出しています。当時のF1モデリングの記事に「リアウイングの下地に塗ったファンデーションホワイトが..」とあるので、おそらくサフの上に重ねたホワイト全般の食いつきが悪かったせいで、カウルの脱着を繰り返すうちに剥がれてしまったのかな?
欠けてしまった塗膜の段差を埋めるべく、肉持ちのいいウレタンの白を筆塗りして加熱乾燥という手順を3回繰り返します。
表面の凹凸をトレカットの800番で研ぎ出し。研いでるうちに、先端の尖った部分はホワイトメタルの地が出てしまいましたが、フェザーエッジでなだらかに繋がっていれば問題ありません。
マルボロのデカール部分をマスキングし、クレオスのクールホワイトを吹いて、今度は2000番のバフレックスで研ぎ出し。
マルボロの部分はきっちり、それ以外はやんわりマスキングして、ピュアオレンジにシルクレッドを少々加えたものを吹き重ねました。
クリアーコート無しで自然に仕上がったので、変形防止のために付けといたブルタックを外そうとしたら、寒くて硬くて外れない! ここで無理をすると大変なことになりそうなので、乾燥機で加熱して柔らかくしてから外しました。
無事にリペア完了! 製作の詳細をご覧になりたい方は旧ブログか、F1モデリングのバックナンバー31号、32号を探してみて下さい。
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