ファインモールドのサンダーバーズは翼端部の塗り分けと同様、カッティングプロッターで胴体下面と機首用のマスキングシートを切り出し、赤→青の順に塗装していきます。
付属のアプリ『Silhouette Studio』でトレース→アウトラインデータの作成は、ベジェ/スプライン曲線の扱いに慣れた方なら30分もあれば出来ると思います。※ 完成した型紙データはグーグルドライブで公開中です(但しシルエットポートレート4専用)。
最初の赤(FS11136)の準備完了。このマスキングフィルムは塩ビ製で110μと薄いので、マスクを剥がした時のエッジはシャープに仕上がります。
ただ、主翼の付け根のミサイル用の凹みなどの急な曲面には追従できず、吹き漏れが生じてしまったので、通常の紙製のマスキングも混えて適材適所で使い分けるべきでした。
赤く残すエリアをマスキングしてから、青(FS15044)を塗装。時間をかけて貼り込んだマスクを剥がす時は一瞬ですが、気持ちのいい瞬間でもあります!
機首用のマスクは左右分割でやってみましたが、インテークの立ち上がり部分に赤白のラインが来る都合で、一部をハサミで切り取ったりのやっつけ仕事です。
そしてマスキングを剥がしてみると.. 目立つところに継ぎ目が残ってしまったので、ここは左右ではなく上下で分けるべきでした。何ごともやってみないと分かりませんね。
塗装から一夜明けて改めて見直してみると、なんとなく違和感があって、調べてみると赤の塗り分けラインが前に寄りすぎていることが判明!
ちょっとスルーできない問題なので、1mmほど後方にラインを変更して塗り直したら、今度は色の濃淡の差が出てしまい、「どうしましょ?」って感じです(続く)。