11月10日(日)のホビーフォーラムに展示する予定のファインモールドのF-4Eサンダーバーズです。機首と左右のインテークの接着→胴体上部→胴体下部の順番に接着していきます。
接着剤はタミヤの流し込み2種類(緑と黄緑)とゼリー状の瞬間接着剤です。低粘度の瞬着は筋彫りに流れ込みやすいので、使用箇所が限られるというか、ほぼ使いませんでした。
ズレが目立ちやすいコクピット後方のフィッティングを最優先して、インテークと胴体幅の違いによって生じる段差は、接着後に削ることで対応しています。
接合ライン=パネルラインの太さ問題は、一旦瞬着で埋めて平坦にしてから、改めてデザインナイフとエッチングソーで彫り直したほうが、溶きパテその他で調整するよりスッキリ仕上がるように思います。
継ぎ目のライン周囲にファスナーを追加し、サフを拭いて確認。写真ではいい感じですが、トレカットで研いでみると面の繋がりが良くない箇所も見受けられたので、しつこく念入りに調整しました。
コクピット後方のパネルはあっさり目の表現だったので、IFFアンテナ部分にドリルと丸ヤスリで穴を開け、透明ランナーを差してそれっぽくします。
おっと、胴体の下部パーツを接着する前に、主脚カバーも閉じたものを準備しておかないとダメですね。今回はアカデミーのF-4Jで余ったパーツを、ファインモールドの開口部に合わせて盛り削りしたものを使いました。
大きく空いてしまった隙間埋めには黒パテを使いました。主翼側のパーツの内面にニチバンのクリアーラインテープを貼っておくと、瞬着が食いつかず剥がれてくれるのでフィッティングの手間が省けます。