ファインモールドのサンダーバーズはマーキングが少なめなので、代わりに胴体各部のファスナーを追加することで密度感を上げていきます。
この背面パネルは、元々あったファスナーの中間地点に針をぽちぽちと打って数を倍増。詳しくは動画をご覧ください。

アクセスパネルの縁取りに並ぶファスナーも、針の打ち方は同じです。元のモールドがない部分には、このようなリベットルーラーを転がして間隔の目安にします。
尾部の左側、縦のパネルラインは無い機体が多いので、黒い瞬間接着剤で埋め、三角ヤスリとサンドペーパーで均しました。
ジェットノズルの上側の部分は、ちょっと間隔が詰まり過ぎというか、調子に乗ってやり過ぎてしまった感があります。
ファスナーの追加工作が済んだところで、いよいよ機首と左右のインテークの合体です。ここを自然に仕上げられるかどうかがファントム組み立ての肝だと思います。
インテークのパーツを仮組みしたところ、若干隙間が空くので、ピタッと合うように取り付け部分のダボを削って調整しました。細部にこだわる方は、インテークベーン裏側の継ぎ目（A37とA49、A39とA48）もパテで埋めてフラットにしておくことをお勧めします。