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BMW M1(再)ロールケージとRウイング

ブログではしばらく間が空いてしまいましたが、BMW M1 “Map of France”もホビーフォーラム2024の『ルマンの会』ブースに展示する予定で、F-4Eサンダーバーズと共に鋭意製作中です。
8月に作ったコクピットの続きでロールケージ。まずはキットのメタルパーツに合わせて、直径1.1mmの真鍮線でメインの”鳥居”を作ります。
大抵の場合、初めて曲げたものでは満足できず、2度目3度目のトライで上手くいくことが多いです。ルーフからAピラーの裏を通ってダッシュボードに下りるバーは、ダッシュボードに練りゴムで仮止めした状態で半田で固めました。
ここでボディを被せてみて、ルーフの裏側と干渉しそうな箇所はダイヤモンドディスクで削り込んで調整します。ルーフからメインに向かって斜めに降りる支柱は根元が凝った形をしていて、どうやって作るか?しばらく悩みましたが..。
ルーフの接合部に0.5mmの穴を開けて細い真鍮線を通し、短く切った熱収縮チューブをはめてソフトパッドを表現。ボルト止めの部分は、真鍮線の上にZ modelsのエッチングを貼り重ねてそれらしく作りました。
最後にシート横の斜めのバーを半田付けしてコクピットは完成! バルクヘッドの後方に半分だけモールドされたエンジンは、グレーとベージュの油彩を筆で塗り分けています。
リアウイングは接着前に仮組みしたところ、翼端板が大き過ぎてバランスが悪かったので、上辺を0.5mmほど削ってから部分塗装で仕上げ直しました。
仕上げのコートは水性クリアー。キットのデカールがラッカー系溶剤に弱い印象だったので試してみましたが、乾燥機で1週間乾かしても表面が柔らかいままだったので、ちょっと厚吹きし過ぎたかもしれません。
指でギュっと押さえると指紋が残ってしまうので、組み立てには手袋が必須! ノギスで翼端板を挟み込み、セメダインのハイグレードの点付けで位置を決め、ノギスから外して低粘度の瞬間接着剤を流して固めました。

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DigiPress

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