God Dwells in Small Things

楽プラのカウンタックを完成させる

明日の『関西オートモデラーの集い』に持っていく楽プラ・カウンタックです。「何がなんでも完成させる!」と決意したのが先週の土曜日でしたが、さすがに1週間で作るのはしんどい! もう少し時間をかけて楽しみたかったというのが本音です。
キットのウインドウは透明度抜群ですが、表面に擦り傷がある場合はペーパーやコンパウンドで磨き落とすなどの処理が必要です。窓枠はシールを使わずマスキングして、マット寄りのセミグロスブラックで塗りました。
フロントウインドウの上辺には濃いクリアーブルーのシェードを入れます。ボケ足の短いボカシ塗装には、太さ2mmほどの熱収縮チューブを使いました。
仕上げに裏側からクリアーグリーンを2回ほど重ね吹きして乾燥を待ちます。時間がないにも関わらず、乾きの遅い水性塗料を使った理由は、前に楽プラのフェアレディを塗った時に、ラッカー系を使って白濁した経験があるからです。あと、この楽プラというジャンルは、塗装を前提としないスナップフィットのプラモデルなので、もし塗装した場合のパーツの嵌合はシビア! 意識的に調整しておかないと、塗膜が欠けたり剥がれたりといった悲劇が起きやすいですね。
ちなみにこのウインドウは元々1ピースのパーツでしたが、前と左右で3つにバラバラに切り分けたほうが取り付けやすかったです。
ボディの塗り分けが必要な箇所はフロントのインテーク、ドア後方とリアのアウトレットですが、一度にマスキングして塗り上げようとすると頭が追いつかないので、時間はかかっても一部位ずつ塗っていくほうが性に合っています。
連日の作業で頭がボーっとしていて、テールランプのパーツを表裏逆に接着し、数日後に気づくという有様。使ったのがハイグレード模型用接着剤、しかも少量だったのでやり直せましたが、もし瞬間接着剤だったら目も当てられません。
「さぁ!コクピットをはめ込んでシャシーと合体させれば完成だ」と油断していたら、リアクォーターガラスの天井部分のわずかな浮き上がりが、コクピットの角に当たってきちんと収まらず..。
一晩時間を置いて、頭を冷やしてから原因を見極め、干渉している部分をモーターツールで削ることで、なんとか完成させられました。

Leave a reply

*
DigiPress

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
Return Top