God Dwells in Small Things

BMW M1(再)コクピット

BAYMO/サファイアモデルのBMW M1はすべてのデカールを貼り終え、クリアーコートを3-4回重ねて乾燥中。硬化を待つ間にコクピットを作っていきます。
一昨年はツヤを出すべくウェットに吹きすぎ、塗膜の中に滞留したシンナーでデカールがシワシワになってしまったので、今回は速乾性のラピッドシンナーで慎重に膜厚を作っています。
レジン製のシャシーは全体的にカチッとしたモールドですが、メタル製のダッシュボードにはヒケが見られたので、サフの筆塗りを何度か繰り返して平らに均しました。フロアに設置する消化器は、直径3mmの真鍮パイプを2.8mmまで落としたもので、中に溶かした半田を詰め、モーターツールで回してヤスリを当てて整形。ノズル部分には六角頭のボルトを差し込んでそれらしくしています。
ハーネス(ベルト)の色は写真で判別できなかったんですが、いつものコバルトブルーで塗って、キットのデカールを貼りました。
ベルト部分をマスキングゾルで覆い、シートをジャーマングレーで塗装。ハーネスの金具部分のみ、手持ちのエッチングパーツで置き換えてアクセントにしています。
消火器は2つとも赤だと面白くないので、片方をシルバー(ガイアのプレミアムミラークローム)で仕上げました。形状が単純だとメッキ感も簡単に出せますね。
クレオスのキャラクターレッドは隠蔽力が高いせいか、その色合いは『暗めの赤』という印象。注意書きっぽいデカールを貼ってから、0.3mm幅の帯金をリングにしたものを追加して完成です。

Leave a reply

*
DigiPress

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
Return Top