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テクノモデルのTipo33/2 – 下地の修正と赤塗装

前回のウレタンの2K塗料の修正作業です。吹きっぱなしだとかなりモッサリした印象になので、塗料の溜まってダルくなってしまったエッジにヤスリを走らせ、本来意図していた形状に戻していきます。
同時に表面の細かな凹凸を均すための研ぎ出しもやっときましょう。使うのは600番から1200番のサンドペーパー(トレカット)。あまりピカピカに磨きすぎると、次に重ね吹きする塗料の食いつきが悪くなってしまうので程々に..。
全体を中性洗剤で丸洗いしてから水滴を吹き飛ばし、暗めに調色した赤色を吹きました。が、途中でノーズの中央に凹みがあることに気がついたので、いったん手を止めて乾燥させます。
トレカットの1200番を当てて確かめたんですが、こうも凹んでいると研ぎ出しでなんとかなるレベルではありません。
しばらく迷った後に下地からやり直すことを決断! レジンのボディをシンナーにドブ漬けするのは危険なので、溶剤を含ませたキムワイプで表面を拭って塗料を落としました。
Aピラー前方の筋彫りを境にマスキングし、真ん中の凹み部分を中心にウレタン白を4-5回、これくらい吹いておけば大丈夫だと思います。
が、弊害として窓下のインテークやワイパーの取り付け基部までボテボテになってしまったので、完全硬化後にまた研ぎ出しましょう。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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