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テクノモデルのTipo33/2 – 窓枠の続きと下地塗装

窓枠の続きで、半田付けを済ませた前後のウインドウのベース部分を開口します。この洋白線とベースの間にできる段差が、透明パーツをしっかり受け止めるのりしろになるわけです。
サイドウインドウは小さくて変形しやすいので、ドリルで小さな穴を開けてから、ダイヤモンドディスクで少しずつ切り込みを入れる感じでカットしました。
左右とも無事にカットできたら、マスキングゾルでボディに仮付けした状態で、エッジから0.5mmほどの距離を残してダイヤモンドバーでガタついたエッジを整えていきます。
このサイドウインドウはゴムパッキンを挟んだ二重構造なので、最初に半田付けした0.25mmの内側に0.4mmの洋白線(ハーフラウンド)を沿わせるように曲げ、パッキンの分だけ間隔を空けて半田付けしました。
窓枠の工作が済んだら、ようやく塗装です! 2Kのウレタン白を0.4mm口径のエアブラシで4-5回吹き付けます。1回吹いたら乾燥機に入れて、30分ほど経ったら取り出してまた吹き重ねる感じですね。
塗膜の厚みで窓枠の収まりが悪くなるので、ダイヤモンドやすりやサンドペーパーで削って調整します。
ノーズやサイドシルに取り付けるアルミのトリム、ライトカバーなども同様にチェックしておきましょう。
3Dプリントしたアルファロメオの盾は、ウレタンの黒下地の上からP-51Dに使ったテラクロームを吹きました。が、残念ながら思っていたのとは違う仕上がりなので、別の塗料を試してみます。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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