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アオシマのフェアレディZ (楽プラ)- インテリアと小物

アオシマのニッサン S30 フェアレディZが完成しました。先週のスモールワールズTOKYOで開催されたミーティングに持ち込むべく、突貫工事さながらの組み立てでしたが、素性がスナップキットなので形になるのはあっという間です。
シートやメーター類のモールドが小気味良く、シフトノブを切り取って付け直した以外はキットのまま。ラゲッジルームの底の部分とダッシュボードの天板のみジャーマングレーで塗り分け、コントラストをつけています。ステアリングは3本スポークのエッジを裏から削って薄くし、サンドイエローを塗ってからノコの刃で引っかいて木目の筋を入れ、レッドブラウンをムラ塗りしてからエナメルのクリアーオレンジでツヤを出しました。
ワイパーは洋白の地のままだと違和感があったので、ミッチャクロン→SMチタンシルバーを吹いてから、ウェザリングカラーのマルチブラックを薄めたものでピンウォッシュして落ち着かせています。
削り取ってしまったリアバンパーのクッションは、シールの大きさを参考に0.3mmプラ板から切り出し、ジャーマングレーで塗装して接着しました。
フロントのサイドマーカーもシールを参考にベースになる板を切り揃え、貼ってから余白を油性マジックで塗り潰し。
レンズ部分はジャンクの透明パーツ(同じアオシマのMGB)を大きさに合わせて削り、スモークを塗って白浮きを消してから取り付けました。
こうした小物パーツの接着には、おなじみセメダインのハイグレード模型用を愛用しています。はみ出た接着剤の処理については、乾いてからピンセットか爪楊枝の先でつっ突いてつまみ取るのが良さそうです。
最後にドア前とリアゲートに「FairladyZ」のシールを貼って完成です。楽プラのタイトルどおり、気負うことなく楽しく作れました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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