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アオシマのフェアレディZ (楽プラ)- 研ぎ出しと磨き

アオシマの楽プラ、フェアレディZの製作記です。いつもの1/43よりひとまわり大きなボディの磨きに苦戦しています。
ドアの周囲は筋彫りのエッジ付近に塗膜の盛り上がりが目立ったので、2000番のバフレックスで平らに削ってから、Show Upのコンパウンド(青)→(赤)で仕上げました。

ボンネットは面の平滑性にこだわり過ぎた結果、グレーの下地が出てきてしまい、リカバリーで再塗装する羽目に…。パネルラインできっちりマスキングしてからイエローが薄くなったところに部分吹き。クリアーコートを1回重ねてから、軽く研いだ後に磨き直しています。
研ぎ出しに使う道具は、前のエントリーで紹介したバフレックス+プラ板よりも、神ヤスの#4000と#6000で撫でるように研いだほうが、深い線キズが残りにくいように思いました。※ 厚みは5mmが扱いやすいです。
2種類の神ヤスで研いだ後の磨きの作業はこんな感じ。綿棒に力を込めて擦るのではなく、そこに含ませた「コンパウンドの研磨粒子に仕事をしてもらう」という意識が大切です。

動画の2分40秒あたりから綿棒を縦にして磨いていますが、このやり方だと塗装面に強い力が掛かり、かえって深い傷を残すことになるので、悪い例だと思ってご覧ください。
磨いた直後の状態がこちら。まだうっすらと残っている線状のキズは、更なるコンパウンドの追い掛けで20-30往復くらい擦れば、ほとんど目立たなくなるでしょう。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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