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YOW MODELLINIのP4/5C製作記-28

ヨウモデリーニのP4/5Cは塗装したボディの磨きに突入〜。画像の日付けによれば10/3からペーパー掛けを始めて、途中で休みを入れつつ、10/15の昼すぎまでかかりました。ちょっと長いですね。
人それぞれやり方は違うでしょうけど、今日はノーズ、明日はルーフ、あさっては左右のドアといった具合に、作業エリアを絞って仕上げていくのが性に合っているようです。
初手はトレカットのピンク(#1500相当)で面出ししてから、バフレックスのグリーンで撫でるように水研ぎ。コンパウンドは切れ味の鋭い ShowUpのポリッシュが最近のお気に入りです。


あらかた磨けたところで中性洗剤で表面を洗い流し、ぼんやり白く曇っているところを中心に仕上げていきます。4倍率のルーペで表面を覗くと、曇りの原因である線キズが確認できるので、そのキズと直角に交差する方向に綿棒を動かすようにすると効率がいいです。
これに使うコンパウンドは3Mの濃色用仕上げ材(5989)。筋彫りなどの隙間に詰まりやすく落ちにくいという厄介な性質があるので、ライトカバーの継ぎ目などはあらかじめマスキングゾルでカバーして汚さない工夫が必要です。
途中で磨くのに飽きたら、エナメルのジャーマングレーでホイールアーチの裏側を黒く塗りつぶすと、外観に締まりが効いてモチベーションが復活します。模型は一朝一夕で完成するものじゃないので、自分の機嫌をうまく取りながら進めていきましょう。
こちらはリアウイングの後端に取り付けるガーニーリップ。幅0.7mmの洋白帯金に0.3の洋白角線をしっかり半田付けして、瞬着でプラ板に仮止めした状態でエッジを削って整えました。
せっかく削ったパーツが歪まないよう、アセトンに10分間浸してプラ板を外し、黒染め液で焦茶色に着色してからウイング本体に接着します。仕上げにセミフラットのクリアーでつや感を調整すれば出来上がりです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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