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Fusion360で3Dモデリング初め

このところ連日ツイートしていた、3D CADソフトのFusion360を使ったZ432のホイールのモデリングに関するまとめです。

 

前回紹介したファントムのジェットノズルやランディングギアなど、配布されているデータを出力して遊んでいるうちに、3Dプリンターの理解も徐々に深まってきたので、次は自分で欲しいパーツを作ってみたくなった.. というわけ。
ちょうどMG誌6月号のフェアレディZのページに、純正マグネシウムホイールの3Dデータの作成方法が載っていたので助かりました。使用した3D CADソフト『Fusion360』の基本的な使い方については、こちらの本の電子書籍版でイチから勉強です。


CADソフトの概念が理解できるまでは、まるで見えない霧の中を手探りで進んでいる感じですが、わからない単語や操作をネット検索やチュートリアル動画で補っているうち、徐々に視界が開けて目指すものが見えてきた!という、なんとも貴重な体験でした。
作り方をざっくり説明すると、実車の写真からホイールの断面図を読み取り、およその寸法なども加味して作図『スケッチ』して、それを360°ぐるっと回転させると、上のようなベースのボディが出来上がります。
このボディの上にスポークの凹凸を足していくわけですが、最初はやはり断面図(青い部分)をスケッチして、ぐるっと回して円盤状にしたボディを、ホイールの正面図から型抜きの要領で『押し出し/切り取り』で整えていきます。このとき多用するのが『スプライン曲線』というやつで、最初は思うように操れず苦手意識があったんですが、折線や曲率を意識しながら操作しているうち、いつの間にか使えるようになりました。
『切り取り』の方向や深さも数値の入力で自在に調整できるし、同じ『切り取り』を円形パターンで繰り返すのも簡単なので、ボルトの4つ穴などはそのようにモデリングいます。
あと『フィレット』というエッジに丸みをつける機能もあって、最初は「便利じゃん!」と多用していたんですが、このフィレット処理した描線をスケッチ画面に戻って手直しすると、PCの操作が重くなったり色々とまずいことが起こるw ので、最後の一手まで残しておくのが賢明かなと思いました。
こうして出来上がったデータを実際にプリントしてみると、寸法が細かすぎて再現できないディテールや、サポート(土台になる細い柱)の都合で綺麗に出力できない形状があることが分かります。
また、データがまったく同じでも、それを並べる方向や傾け具合によって面の綺麗さが違ってくるし、途中で部品が脱落していて「なんでや〜?」と叫ぶことも多々ありますがw そういった面倒も含めて楽しませてもらった10日間でした。

こちらの書籍はスケールモデルにより特化した内容で、Fusion360の操作をある程度理解してから読むと、色々と”気づき”があって良かったです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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