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エアフィックスのP-51Dムスタング – 4週目(銀塗装)

エアフィックスのP-51Dマスタングを久しぶりに再開! シルバーの塗装に備えて、下地のウイノーブラックをテロっと吹きました。が、一夜明けてみるとあまり状態がよくないので、バフレックス2000番で研ぎ直します。
ブラックの濃度をシビアに見極め、2回目の黒を塗装。エッジに塗料が溜まることなくツルっと仕上がったので、間髪入れずにメッキ調塗料を吹き重ねました。
翌日、翼の裏側の目立たないところでクリアーコートの実験をやってみます。画像のようにツヤが出るまでウェットに吹くと、じわじわと粒子が踊り出して下地の黒が垣間見える感じに…。「やばいやばい」と、粒子の細かいタミヤのシルバー(LP11)を薄っすらと重ね吹きしてリカバリーしました。
以前、同じスーパーミラーで仕上げた隼と比較するとこんな感じ。ムスタングの実機の主翼部分は塗装仕上げなので、これくらい落ち着いた銀色のほうが良いのかなと思っています。
胴体のほうは風防のフィッティングに今ひとつ納得できず、風防自体の高さも足りない気がしたので、タミヤのパーツに合わせて前方のエッジを作り直しました。
プラ板と瞬間接着剤の組み合わせは適度な硬さもあり、パテを使うよりもシャープに仕上がります。この手の地味な作業はわりと好きで、カーモデルの面出しに通じるものがありますね。
透明パーツのラインに合うように胴体側のエッジを絞ります。リベットのモールドが消えないように、あらかじめ針で深く突いておくのを忘れずに。
後方のキャノピーパーツも、エアフィックスはボリュームが乏しく感じられたので、タミヤのパーツを使うことにしました。
タミヤのキットは2種類の形状が選べますが、今回は標準型(D3)にしました。後方のカーブが胴体側のフレームからはみ出すので、その分をヤスリで削ってラインが繋がるように調整します。
ヤスリがけで曇った箇所はバフレックスとコンパウンド磨きで透明に戻りますが、余計なキズと手間を増やさないためにも、マスキングテープで養生しておくのが大切です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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