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テクノモデルのアルファロメオTipo33 – インテークの修正

ムスタングを作り終えたのでTipo33ストラダーレを再開します。右のドア後方には給油口のフタがあり、元のモールドは黒パテで埋めてしまったので、0.5mmのプラ板で型紙を作って彫り直しました。
型紙の仮止めにはセメダインのハイグレード模型用が固定しやすく、また剥がすのも簡単なので愛用中です。筋彫りは太い虫ピンをピンバイスのホルダーに差したもので、10回、20回と外周をなぞりながら徐々に深くしました。
フロントタイヤ後方のアウトレットに貼るメッシュは、キットのエッチングパーツをゴム板の上でしごいてカーブさせ、ボディと仮組みして隙間が出たところは黒パテを盛って修正します。
ここからボディのセンターパートの形状修正に入ります。まずは上から見たときのズン胴ボディをなんとかするべく、サイドシルの一部を削り込んで “くびれ” を作りました。
続いて両サイドのエアインテークに続くドアの膨らみを修正。まずはマスキングテープにインテークの覆い部分を写し取り、0.3mmの真鍮板を切り出したものでそっくり置き換えます。
ボディ側は真鍮板を固定するのり代を残して削り落とし、ドアに続いて露出したショルダー部分を膨らませるように黒パテを盛りました。
瞬間接着剤にパウダーを混ぜているので硬化スピードは早めですが、それでも一度に厚盛りすると硬化不良を起こすので、3-4回に分けて薄く重ね、凹んでいたラインを膨らませます。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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