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テクノモデルのアルファロメオTipo33 – フロント修正

先週はTipo33のフロント周りを弄っていました。まずは全体の形状を確認するためにラッカー系のサフを吹いて、どこをどうすればカッコよくなるかを考えます。
前回のエントリーでフェンダーの高さの目安にした真鍮線は剥ぎ取り、その凹みには黒パテを充填して整形しました。
透明のライトカバーは新たにヒートプレスで作り直すつもりなので、エポキシパテで原型を作成。あらかじめボディ側にサランラップを巻いておき、練ったパテを詰めれば簡単です!
10時間ほどでパテが硬化したらラップを外し、セメダインのハイグレードでボディに仮付けした状態で、フェンダーごと削って面を整えました。
ちなみにこの接着剤、周囲から水を染み込ませると結合が緩み、かんたんに取り外すことが出来ます。
再びサフを吹いて形状を確認。Aピラーの位置はもっと外寄りのほうがそれらしくなるので、黒パテを盛って幅を広げました。
フロントウインドウの開口部を前方に広げたおかげで消失したインテークのリップを、0.3mmの真鍮板で作り直します。
小槌で叩いたりプライヤーで曲げ伸ばしを繰り返し、後縁のエッジが少し立ち上がる弓状の板を作成。加工で生じた表面の細かな凹凸は、ハンダを流して埋めました。
ノーズを縁取るシルバーのモールは、0.5mmのアルミ板から糸鋸で切り出します。ボディ側の凹モールドに嵌るように両端を曲げて調整し、表面をサンドペーパーとゴム砥石で磨いて仕上げました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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