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エアフィックスのP-51Dムスタング – 3週目(塗装の下地)

エアフィックスのムスタングは銀ピカ塗装の前段階、下地のサフまで進みました。
成型の都合で省略されているビスのモールドを等間隔で打っていきます。また元々あったモールドでも、「ちょっと違うな」と感じた箇所は黒い瞬間接着剤で埋め、実機の資料を参考にちまちまと直しました。

ひと通りの作業が済んだら、現状把握のためにサフを薄く吹きつけ。愛用しているのはGSIクレオスのサーフェイサー1500の黒とグレーを1:1で混ぜたもので、これをラピッドシンナーで割るとプラへの食いつきが最強です!筋彫りが乱れていたり太すぎると感じた箇所にもサフを筆塗りし、半乾きの状態でナイフの刃を押し当てるとシャープに仕上ります。キャノピーのフレームは表面が平坦でさみしかったので、ピッチの細かいリベットのモールドを追加することにしました。
まずはファインモールドのエッチングをゲージにして、目安となる穴を等間隔で開けていきます。タミヤのスジ彫り超硬ニードルを愛用中ですが、針先が鋭くて危険きわまりないので、取り扱いには注意が必要です。
このエッチングを外してからが本番で、なるべく高さが揃うようにニードルの刺入角度を変えながら、一穴ずつ深めに打ち込んでいきます。
隠しハンドル?のモールドも意外と目立ちそうなので、タミヤのパーツを参考にテンプレートを作って、太い虫ピンの先をダイヤモンドヤスリで荒らした自前のニードルで彫り込みました。
前方の風防パーツは合いが今一つだったので、胴体側の溝を少しずつ削ってピタリ収まるように調整します。
底部のラジエーターインテークの奥にデザインナイフの刃を接着し、市販のマグネット付きディスプレイスタンドに飾れるようにしました。今週はここまで!

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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