テクノモデルのTipo33ストラダーレのホイールですが、ドナー候補としてSparkから出ているルマン仕様の33/2を入手しました。
さっそく分解してホイールを取り出してみるとサイズ的にはぴったり、軽め穴のエッジも盛り上がってイイ感じです。
本体はレジンで複製、リムは旋盤で削り出すことにして、型取りする前に銀色の塗装を落とそうとしましたが、これが意外と頑固で、クレオスの薄め液で擦ってもびくともせず、IPAに一昼夜浸しても剥がれません。
試しに爪楊枝で擦ってみると、塗膜の表面は軟らかくなっていたので、細かい引っかき傷を入れてから更に半日ほどIPAに浸け、クレオス薄め液を含ませた筆で擦り落とすと綺麗になりました。
超ざっくりというか大雑把ですが、シリコーンゴムで2回に分けて型取り、WAVEのレジンキャストEXを流して複製品を作ります。
あまり気泡が混じっていないものを選んで周りのリム部分を削り取り、軽め穴も裏側から整形して、形をシャープに整えました。アウターリムは10mmの真鍮丸棒を旋盤で挽いて自作します。実車のホイールは13インチですが、スケール通りに作ってもバランスが取れないことが多いので、見た目重視で各部の寸法を決めていきます。
今回は試作3回目でいい感じのものが出来ました。