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レトロなII号戦車製作記 – 砲塔の塗装

ご存知のように戦車模型の塗装表現はここ数年でどんどん進化を遂げていて、個人的に専門誌やネットから情報のインプットはあるけれど、自分の中で消化しきれておらず、あっぷあっぷな状態が続いています。今回のII号戦車もどうやって塗ろうか?具体的に決めていなかったんですが、なんとなくなりゆきでいつものアルコール落としをキメてみたところ、全体に暗くて “死んだ模型” になってしまいました。
これじゃダメだ!もっと活き活きとした今風の剥がれ塗装にしよう… ということで、AKインタラクティブのチッピング液を2回吹いて乾かし、ライフカラー(水性アクリル)のサンドイエローを薄く乗せた後、水を含ませた筆で塗膜を剥がしていきました。
すると、あれよあれよという間にイエローの塗膜が崩れ落ち、何年も放置されたスクラップのような有様に…。おそらくチッピング液の吹き方や濃度に問題があったのでしょう。過去ログを調べたら、前にも同じようなことをやらかしてました。
その過去ログによれば、「エタノールを使えば細かい剥がれのコントロールが可能」とのこと(笑) もう一度サンドイエローを吹き重ねた後、消毒用エタノールを筆に含ませ、トントンと軽く叩くようにして下地のプライマー色を露出させていきます。
イメージとしては、エタノールを含んだ塗膜が一瞬ふやけて下地から浮き上がったところを狙って、硬い筆の先で細かい傷を入れていく感じですね。

動画ではエタノールに水を混ぜ、効き目を弱くしています。筆については太くて穂先の短いクレオスのMr.ウェザリングブラシセットが使いやすかったです。
キューポラやのぞき窓、装甲板のエッジなど、実車で磨耗が多そうな箇所を中心に、やりすぎに注意しながら作業を進めました。高校の美術の先生が「絵をかくときは『粗密』を心がけよ」と言っていたのを思い出します。
仕上げにAKインタラクティブのNATO用フィルターを面やパーツごとに塗り分け、微妙にトーンを変えてみました。車体上部の塗装もこの調子で進めていきたいと思っています。

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