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BosicaのスピードスターVol.53 ドアとモールの取り付け

ボシカのスピードスターもいよいよ最終組み立て…と思いきや、サイドシルに貼る滑り止めパーツの存在をすっかり忘れていて、ドアの下側とボディの塗膜の両方を削ってクリアランスを広げないとダメでした。
ヤスリでは思うように削れなかったので、ナイフの刃を直角に立ててガリガリやります。あまり力を入れるとボディがたわんで塗膜が傷むので注意が必要です。
エッチングパーツも瞬着でプラ板の上に仮止めし、裏面をダイヤモンドヤスリで削りました。取り外すときに力を加えるとまっすぐに戻すのが難しいので、アセトンに浸してきれいに剥がれるのを待ちます。
波板状の表面を半田メッキしてからジャーマングレーを吹き、溶剤で凸部の色をぬぐい落としました。
画像は先日購入したばかりのファーバーカステルの水筆にラッカー系溶剤を入れたものですが、模型用途以外でもシールや値札を剥したいときなどにサッと使えて便利です。
サイドシルの上に接着して完成! スムースなドアの開け閉めが可能になったので、次はサイドモールにいってみましょう。
ちょうど5年前に作った記録のある洋白製の足つきモール、フィットしなかったらどうしよう?と不安でしたが、特に問題ありませんでした。瞬間接着剤だと予期せぬはみ出しや白濁が怖いので、セメダインのハイグレード模型用を使います。
水で50%に薄めたものを筆で隙間に流し込み、1時間ほどで仮止めのテープを外します。ルーペで拡大するとはみ出た接着剤の跡がわかるので、湿らせた綿棒で注意深く擦り落としましたが、深追いは厳禁です。
次回はテールランプとバンパー、トノカバー周りの作業を予定しています。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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