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BosicaのスピードスターVol.39バッテリとスペアタイヤ

キットのバッテリーはプラスチック製で、セルのキャップが6個(12V)タイプなので、黒い瞬間接着剤でモールドを埋めてから平らに削ります。※ツイッターに頂いたコメントがきっかけで調べてみたところ、どうやら実車の356は6V仕様らしい。
直径0.35mmの鉛線の先には、平たく潰してからメガネ状に穴を開けた真鍮パイプを被せ、リベットで取り付けられるようにしました。
配線のマイナス側は同径のアルミ線を使い、鉄ヤスリの上で平たく潰してアース線っぽい網組み模様をスタンプしています。
シャシー側には小さな穴を開けて配線を逃しました。この上にスペアタイヤを置くとほぼ見えなくなるので、ここまで凝る必要はなかったかもしれません。
そのスペアタイヤの固定ベルトですが、1ミリ幅の洋白帯で作ることにします。真鍮のほうが素材が柔らかくて曲げやすいですが、厚さ0.3mmのものしか手元になく、それだと見た目にちょっと主張が強すぎる感じでした。
バックルの爪用の穴開けはフライス盤を使っています。ダイヤルを回すだけで等間隔に穴を開けられるのは、機械ならではの強みですね。
加工用に仮止めしていたプラ角棒から洋白帯を剥がし、アルコールランプで焼いて柔らかくした後、スペアタイヤに沿って巻きつけました。その際、タイヤの位置はボンネットからやや上方に飛び出すように、鉄道模型用のチャンネル材を底部に接着して持ち上げます。
バックルには汎用のエッチングパーツを接着し、ベルトループは0.3mm幅の洋白帯をコの字に曲げたものを接着しました。
理想の形とサイズが1発で出来ることは稀で、納得いくパーツが出来上がるまで随分と無駄が出てしまいました。でも、この「苦しさ」が「楽しさ」に変わる瞬間を何度となく味わえるのが、模型趣味の良いところでもあります。
プライマーを吹いてから陸軍カーキで革っぽく塗装し、バックルの塗膜を爪楊枝で剥がして金属地を露出させました。エアバルブの表現にはいつも悩むのですが、今回はステンレスのリベットの足を短く切って、上下逆さにして瞬間接着剤で取り付けています。

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