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BosicaのスピードスターVol.38塗装の剥離と燃料タンク

まずは失敗した銀塗装を剥がすところから…。画像の赤丸で囲った塗膜の欠けに対する予防策は、実車と同じくボディ側に『受け』を追加し、塗膜同士が直接触れ合わないようにすれば良いんじゃないか?と考えています。
イソプロピルアルコール(IPA)にパーツを浸して塗膜を剥がします。1-2日ほど浸けておけば、ウレタンサフまできれいに剥がれるはずでしたが、結果的にきれいになったのはボンネットのみ。
仕方がないのでワイヤーブラシで塗膜の表面を引っかいてキズを入れ、洗浄用シンナーとIPAに交互に浸して、少しずつクリーニングする作戦に切り替えました。フロントのボンネット内に設置する燃料タンクは、プレス成形された真鍮板を組み上げたものが、この状態で「はいどうぞ」と準備されています。また給油キャップの周囲にはすべり止めの細かい溝が切られていて、さすがボシカだなと思わせる一品です。
ところがキャップの右隣にあるガソリンの残量計センサー、ここは何もパーツが用意されていません。ストックの中から形の似たエッチングを探して合わせてみたところ、若干大きすぎる感じですね。ならばこのパーツを治具にしてそれらしいものを作ってみよう!ということで、旋盤にアルミ棒をセットし、直径2.4mmで少し厚みのある円盤を挽きます。円盤の上面には5つのリベットが等間隔で並んでいるので、ドリルで凹みを彫って表現することにしましょう。
治具となるエッチングには10個のモールドが刻まれていたので、瞬間接着剤でアルミの円盤の上に仮止めし、1つ飛ばしで5箇所に穴を開けました。タンクの両側に巻いた固定ベルトはキットに入っていたエッチングパーツですが、素材が洋白製なので硬く、タンクから浮かないようにピタッと沿わせるのが難しかったです。
塗装はグロスブラックを吹いた直後にジャーマングレーを重ねて吹きつけ、『どっちつかずの半光沢感』と『凸部に明るい色』を乗せて立体感を強調しています。エッチングの固定ベルトの部分は、黒の塗膜をつまようじで剥がしてから黒染め液に数十秒だけ浸してふき取り、独特の鈍い光沢を帯びた仕上がりを狙いました。
パーツを組み立て、残量計に配線を加えるとこんな感じです。次はバッテリーとスペアタイヤを作ります。

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