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タミヤのシムカでトポリーノを作る-12

しばらく製作から遠ざかっていたタミヤのシムカ5/フィアット500ですが、以前に取り寄せを頼んでいたデカールが到着したので貼ってみました。
元のキットはイタレリ(フィアット508コロニアーレ)なので、印刷はカルトグラフ?と思ったらゼンケッティ製でした。ニスは厚めですが、カルトに負けず劣らず高品質です。イタリア陸軍の第132機甲師団のシンボルマークの”ラムヘッド” 本当はデカールを型紙にマスクを作って塗装したかったんですが、切り抜きが細かすぎて無理でした。次善策として透明のニス部分をできるだけ切り取ってから貼っています。
半日ほど乾燥させてから3回ほどクリアーコートを重ね、エッジの段差をなだらかにしておきます。このあとアルコール落としでウェザリングを行う予定なので、剥がれ防止の意味もありますね。実車のエンブレムはサンドイエローで塗りつぶされている車両がほとんどですが、手持ちのデカールの中から流用できそうなものが見つかったので、模型的なアクセントとして貼ってみました。
ナンバープレートは0.15mm厚の洋白板から切り出し、グリルとのバランスをみながら大きさを調整。ボディへの取り付けは、プレート裏に半田付けした洋白線で差し込み式にしています。
リア側のナンバーも洋白板で、取り付けステイは0.8mm幅の帯金を『J』の字に曲げて作りました。グレーのテールランプパーツは、ランナーの不要部分をアレンジしています。
フェンダーへの取り付けは接着だけだと面積が少なくて不安なので、ピン2本で確実に固定できるようにしました。
金属用のプライマー(ミッチャクロン)をエアブラシで吹き、30分後にホワイトサフで塗装した上からデカールを貼っています。ナンバーそのままだとちょっと気まずいので、切り貼りで数字の並びを入れ替えました。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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