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P4/5製作記13-窓の原型とバキュームフォーム

X3モデルのピニンファリーナP4/5の製作記、今回はウインドウ原型の仕上げと、バキュームフォームで試作品を作るところまでをまとめてご紹介します。
エポキシパテは完全に硬化してしまうと削るのが大変なので、できれば半硬化の状態で荒削りを済ませておきたいところ…。ヤスリは目詰まりしにくいニコルソンのマジカットか、こちらで紹介しているシャインブレードがおすすめです。
ここで一手間、フロントとドアウインドウの連続性を保つために、原型から取り外した真鍮板をボディの上で半田付けします。熱でAピラーを傷めないよう、宝飾加工用のサーモジェルを塗って保護しました。
この一体化した真鍮板をガイドに、パテで作った原型同士を黒瞬着+パウダー(黒パテ)でガッチリ固定します。
黒パテが固まったら真鍮板を外し、#240〜400のサンドペーパーで表面を整えました。この後にサーフェイサーを吹きますが、バキューム原型の場合は、ある程度の熱に耐えられるウレタンサフがオススメです。
硬化剤を混ぜて3回ほど厚めに吹き重ね、凹みや欠け部分は筆塗りで補ってから、食器乾燥機で40度ぐらいで加熱硬化させます。
バキュームフォームの装置は、昔なつかしいワークの『桃象』。省スペースのため、洋白板で開口部を狭くして使っています。
リアウインドウ1枚目のテストショット。透明のままでは確認しづらいので、切り出しとフィッティング後にラッカーサフを吹きました。点々を書き込んだあたりがボディから浮いてしまっているので、原型のほうの曲率を修正します。
左右のドアと一体でバキュームしたフロントウインドウは、よく切れるハサミで切り離してから、別個にフィッティング。
今回の材料は0.3mm厚の塩ビ板を使いましたが、ボディ側の受けの深さが足りていませんでした。こういった部分の彫りを深くするには、カンナ掛けの要領でナイフの刃を横方向に引き、少しずつ削って調整するといいです。

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