タミヤのシムカ5を改造してフィアット・トッポリーノを作る製作記です。前回のエントリーでブロンコモデルのシートパーツを複製したものがこちら。
一見してキレイに抜けた風ですが、サフを吹いてみると表面のところどころに細かい気泡が…。
その気泡を筆塗りの追いサフで潰しつつ、ドライバー側のシートは背当て部分を切り離し、前に倒した状態のものを作ってみましょう。
ヒンジの軸は0.6mmの穴を開け、5番の虫ピンの頭の形を整えたものを差し込みました。ちなみに座面の角が引っかかるので動きません。
床面から出ているダボに合わせて座面裏に穴を開け、ドアと干渉しない位置に取り付けました。前述のように動きませんが、どこか “ほのめかし”のようなものも感じられ、レジンの粉にまみれた甲斐があったというものです。
ドアの内張りについては、4隅に突き出しピン跡が目立ったので、タミヤの瞬間接着剤『イージーサンディング』で埋めています。中央のドアポケットは昔、ハセガワの1/24ランチアデルタを作った時の余りものです。
表側のドアノブのモールドは、何本かのタガネを駆使して凸モールドをほじくり出しました。ここに洋白か何かで作ったノブを埋め込む予定です。
こちらの製作記で「なるほど!」と思ったリアクォーターのラインの修正。デザインナイフの刃を立てて削った後、サンドペーパーとスポンジやすりで仕上げました。
ドア下のラインのふくらみも目立ったので、少しずつ削って面イチに修正。ドア開口部のはめ合いもタイト過ぎたので、若干隙間が空く程度に調整しています。