God Dwells in Small Things

ホビーフォーラム2018

昨日、横浜の大さん橋ホールで開催されたホビーフォーラム2018にルマンの会のメンバーとして参加させて頂きました。今回はセッティング担当だったので、朝8時半に他のメンバーと合流して駐車場の脇道の奥にあるエレベーターから会場の大ホールへ… 割り当てられたテーブルの上に預かって来た作品を手分けして並べます。
はい、ツイッターで気になっていたムコさんのフェラーリFXX。「えっ!木曜の夜に作り始めて土曜日に完成したって… それでデカール貼ってクリアーコートした上に研ぎ出してるの(驚)」 何というダンドリの良さ! 20代半ばにして既にベテランの余裕が感じられます。
展示の準備を終えて開場までまだ時間があったので、空いている場内をぐるっと見て回りました。この木製ジェットコースターみたいなのは、光造形の3DプリンターHunterで作成された250GTO’64のキットの試作品。スケールは1/43です。
こちらも光造形でプリントされた250GTOのマフラーカッター。これって当然のようにパイプの中がスコっと抜けて空洞になってるんだよね?スゲーなぁ! 同じ250GTOのワイヤーホイールは高額にも係わらず完売していて、注目度はハンパなかったです。ご興味ある方は https://plusalfaromeo.amebaownd.com/ までお問い合わせ下さい。造形の最新技術にホエーッとなった後、通路を隔てた反対側のブースに目をやると、そこには’80年代のプラモデルの古びた木型が並んでいて、ちょっとしたタイムスリップ気分(笑)
模型クラブの展示エリアでは、久しぶりに顔を合わせた知り合いに近況を話したり、作品を見せてもらったり… このフジミのベレットはボディの成型色を活かしてクリアーで仕上げ、ボンネットの黒はデカールだそうです(BY BORAさん@クワトロバルボーレ)。

模型誌の誌面を飾った作例も百花繚乱で、見ているだけで幸せな気分…。作品に添えられたカードのコメントが面白かったり、ていねいに書かれていると、つい足を止めて見入ってしまいます。

そして気がつけば開場時間を過ぎ、ご覧のように熱い漢たちで溢れかえる場内! ちなみにこのホビーフォーラムというイベントは、’90年代半ばに藤沢のデパートで開催されたのが始まり。それが今や関東だけでなく、仙台や静岡、名古屋から毎年足を運ぶ方もいらっしゃるんだから凄いですよね。
このスカイブルーの750モンツァは、はるばる大阪からいらした玉田さんの作品。肝心のステアリングやメーターパネルにピントが合ってなくて申し訳ないですが、実物はとても凝縮感のある、クラフツマンシップに溢れる逸品でした。
この166MMのオブジェは、たしか一昨年のホビーフォーラムで見逃してしまった作品。今年また再会できて、作者の玉田さんからもじっくりお話しを伺うことができて良かったです。これでまた、あと半年ぐらいは頑張れます(笑)

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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