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hpiストラトスで初期型ロードバージョンを作る-8

hpiのランチアストラトスのロードバージョンは、最後に残ったノーズ下の角形ランプ2種類を手持ちのジャンクパーツから作っていきます。
レンズの透明パーツは1/24用の縦筋モールドが入ったものを小さめにカット。組み合わせる反射板は、厚めのプラ板を切り抜いて簡単な雌型を作り、0.1mmのアルミ板を重ねた上から鉄の丸棒を押し当てて凹状に成形しました。
アルミ板はレンズの大きさに合わせて切り抜き、セメダインのハイグレード模型用で、間に気泡が入らないようにたっぷりめに使って接着します。
横に長いウインカーレンズには、縦横にモールドが入ったパーツを流用しました。その下の反射板は1.5mm幅の洋白帯金で、こちらは特に凹ませなくてもOKでしょう。
これらのランプを取り付けるベースプレートは、0.7mmぐらいの厚みのプラ板から切り出しました。なるべく隙間が出ないように、フィッティングには時間をかけます。
ボディ用に調色した塗料がかろうじて残っていたので、溶剤で戻してからエアブラシしました。
先ずベースプレートをボディに接着し、固まってから内側の長方形のランプ、最後にウインカーの順番で接着しました。
実車のカタログ写真などで確認すると、ウインカーは中のバルブのみオレンジで、外側を覆うレンズは無色透明のようなので、僅かに色をつける程度にとどめておきました。次はいよいよ最終回です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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