はい、今月も献本いただきました、モデルグラフィックス6月号の、気になるところだけつまみ食いレビューです。
巻頭特集は”新たなる決戦の時が来た! いざ大和を作ろうではないか!!” ピットロードの1/700スケールの新製品を題材に、この謎多き船艦を最新考証でズィズィと迫っています。
ごめんなさい、記事を読む前まで「はあ、戦艦大和? その名を冠したミュージアムもあるくらいだから、今さら謎なんてないんじゃないの?」と思ってました。そんな門外漢のための解説も充実しています。
作例のほうは編集部に10日間カンヅメで作り上げたストレート組みと、細部にじっくり手を入れた超絶仕上げの2作品が掲載されています。この艦橋まわりの張り線とか、すっごい密度感!
ベージュの甲板の塗り分け作業を想像しても、ファントムのテールの比じゃない苦労ですね(笑) 実際の大きさはどれくらいだろう?と計算してみたら、全長35〜6センチと
キャラクター系では珍しく、ボークスの1/100モーターヘッドシリーズの『ヴァイオラ』が登場。控えめのウェザリングとつや消し塗装が新鮮に映りました。
エアものではファインモールドの1/72トムキャット。戦車の塗装法の一つである『ブラック&ホワイト』で塗装されています。次に作るファントムでも真似してみようか…。
カーモデル?ではドイツレベルの1/24ポルシェトラクター。意外にも接着剤いらずで組み立てられるそうです。昨年の静岡ホビーショーの合同作品展でもこの種のモデルが目立っていたので、今やトラクターが静かなブームなのかもしれません。