God Dwells in Small Things

ホビージャパンnext『英国特集2017』

ブックレビュー3発目はホビージャパンネクスト、やはり店頭で手にとって、濃厚なインクの匂いに惹かれて買ってしまいました。


テーマは『プラモデルで世界を旅する雑誌』、僕自身もヨンサンをきっかけにシカゴで開催されたモデルカーコンベンションに誘われ、それから旅行が好きになりました。
できれば若いうちに、たとえいっときでも海外に身を置き、己の無力さに絶望するという経験をしておくといいですよ(笑)
…話題が外れましたが、ボービントンのタンクミュージアムのキングタイガーやヤクトタイガー、エレファントが横並びになっている姿は、ぜひこの目で見てみたいと思っています。
イギリスといえば『蛇の目』ということで、ロイヤルエアフォースミュージアムやダックスフォードの帝国戦争博物館についても、展示物や行き方について紹介されています。展示の基本は”宙吊り”なんだそうです(笑)
そういえば先日、秋葉原に行ったおりに中古模型店の飛行機コーナーにちょろっと足を踏み入れたんですが、「これは生半可な気持ちで首をつっこむとイタイ目をみるなぁ」と感じたので、早々に逃げてきました…。
とはいえ、エアフィックスの赤箱ってお店でもひときわ目立って気になりますよね。『エアフィックスからの手紙』では同社のパッケージアートの秘密や、インドにある生産工場についても言及されていました。
順番が前後しましたが、こちらが本の目次です。冒頭18ページからの田宮俊作氏のインタビューでは、タミヤと英国との深い繋がりについて、氏の若かりし日のエピソードと共に語られています。
初めてF1チームにロイヤリティーを払ったタイレル6輪の模型が大ヒットしたのは、それはもう有名な話ですね。あと1/48のハリアーは高校生の頃、パッケージアートに惹かれて買ったものの、上手く作れずに挫折した思い出が今蘇りました(笑)
後半のページでは英国絡みの珠玉の作品がどっさり!  でもカーモデラーの立場としては、せめてロータスかティレルを1台でもいいから載せてほしかったです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
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