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ドラゴンのIII号E型(スマートキット)製作記-36

本日のドラゴンモデルのIII号E型の製作記は、ツイッターでも報告していたプラパーツのヒンジの移植作業です。
「裏側から削れば簡単じゃん」と思われるかもしれませんが、不要な部分を均等に削るには、意外とちから加減が難しかったです。パーツが小さいと、どうやってホールドするか?知恵も必要です。
プラの角棒に接着したパーツを2個同時にヤスって、ギリギリのところまできたら、1つずつ#320のサンドペーパーで仕上げています。
モールドの境界線には、事前にナマクラなナイフの刃で軽く筋彫りを入れておき、最後に不要部分をパキっと折り取りました。
0.4mm厚の真鍮板から切り出したハッチは、金属用のプライマーとサフを吹いて表面を整えてあります。ヒンジの取り付け部分のみ塗膜を剥がしてから、瞬間接着剤で取り付けました。
ヒンジの軸に0.3mmの洋白線を通して、うまく可動するかどうか確かめます。動きが渋い場合はそれ以上無理に動かさず、干渉している箇所を見きわめてから軸を抜き、少し削ってまた軸を入れて…といった感じで調整しました。これがハッチ4枚分も続くと、途中で「いったいオレは何をやっているんだろう」という気分に陥ります(笑)

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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