ちょっとフライング気味でゴメンナサイですが、今月も献本いただきました、モデルグラフィックス8月号のレビューです。巻頭特集はガンプラのHGUCバーザム。
へーっ！　ガンダムに登場するキャラクター（モビルスーツ）はすべてバンダイからプラモデルになっているものだとばかり思っていましたが、実はまだ発売されていないものも多数あって、このバーザムもその一つだったそう…。なんとアニメの登場から32年経っているというから驚きです。
今回の特集では作例をただキレイに作って並べるだけでなく、静岡のバンダイホビーセンターに乗り込み、キットの設計や生産過程を取材しています。”プラスチックの原料になるペレットには、透けやすいバッチブレンドと透けない練り込みの2種類があって” とか、”ABS樹脂は溶剤に弱くて光沢も抑えきれないから、代替品のKPS樹脂に変わってきている” とか、とても興味深い内容でした。
今月号は特集ページ以外でも、工具の赤サビの落とし方とか、水彩画用のマスキングゾルを使ったチッピングとか、広く模型製作に役立ちそうな豆知識がたくさん載っていて、なるほどなぁと頷く記事が多かったです。
カーモデルの作例は、アオシマ／BEEMAXの新製品のGr.Aレビン。
旧ドイツ軍モノは、モンモデルのキングタイガー（ヘンシェル砲塔）。三色迷彩のトーンが派手すぎなくて素敵ですね！