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戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-27

ブガッティT36の製作記は、引き続きメーターパネルの仕上げの過程を紹介します。まずは打ち抜いたセロハンテープ付きのデカールを、パネルの穴に入るようにトリミング。ステアリング左側の進角レバーを差し込むスリットも、帯状に切ったサンドペーパーで削って幅を広げました。
アルミで挽いたメーターリングは、クリアーブラウンを薄く吹いて色づけした後、エポキシ接着剤でパネルに取り付けます。だいぶ気温も上がってきたので、30分硬化タイプを使ったほうが落ち着いて作業できますね。
マグネトーは中央に差し込むボルト用の穴を0.3mmのドリルで開けました。最終的には0.4mmに広げて、マスタークラブのキャッスルナットを差し込みます。
マグネトーの上部に付く逆Y字型の金具は、1/35の戦車用エッチングの留め具に手を加えたものを使いました。真鍮製なので、あとで黒染めできるのも利点です。
マグネトーの配線は、側面に大きめの穴を開け、マイクロスケールの極細プラグコードを片側4本ずつ、まとめて差し込めるようにしました。
配線の色は赤か黒かで悩みましたが、悪目立ちしない黒にしました。マグネトー本体はドイツ戦車用の下地色(ガイアノーツのオキサイドレッド)で塗装します。
一緒に写っているのは塗装前の下地仕上げに使った#1200のサンドペーパーです。面がヨレないように、研ぐ対象と同じくらいの幅のプラ角棒に貼り付けたものを使っています。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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