God Dwells in Small Things

戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-17

1/43のブガッティT36は前輪用のブレーキドラムを作りました。ここはステアジョイントの都合で中央が少し凹んでいるため、リアと同じではダメで、また違ったパーツ構成にしないといけません。
でもまぁとりあえずリア用のドラムを借りて、タイヤとホイールを仮組みしたところ…。見慣れないポジティブキャンバーが新鮮です!
旋盤で厚みを攻め過ぎて中央の軸が折れたりとか(笑) 最初は失敗も多いですが、やっているうちに徐々に頭⇄指先の感覚が研ぎ澄まされてくるのが分かります。結果的にフィンの外径こそ変わりませんが、1-2枚目の形状はこんな感じに落ち着きました。
アクスルシャフトに使う真鍮パイプは、ドリルレース(モーターツールに固定して回転させながらヤスリを当てて削る)で先細りのテーパーをつけてあります。右のピンバイスにくわえたこけし状のパーツは、シャフトの先端のステアジョイントを模したもので、こちらも1.4mmの洋白線をドリルレースで作ったものです。
そのジョイントをブレーキドラムに直接差すのではなく、間に真鍮のスリーブを介して取り付ける構成にしました。スリーブの垂直面には、シャフトと直交方向に1mmの真鍮パイプを半田付けします。
パイプの真ん中の部分はダイヤモンドディスクで削り取って、シャフトを差し込めるようにしました。こうした自作パーツを1つ作るのは楽勝ですが、2つ目を同じような寸法で作るのは大変です(笑)

Comments & Trackbacks

  • コメント ( 2 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. ですよね>2つ目
    1個目は夢中で作るんだけど、2個目は鬼門。
    3個以上だと・・・手が止まる(^^;)

    • 共感して頂きありがとうございます!
      静岡ホビーショーが終わって1ヶ月、目標が定まらず迷走中です。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
Welcome to my site! The focus here is representing 1/43 hand-built model cars.
Return Top