1/43のブガッティT36の製作記です。戦前のクルマは題材としては手強いけれど面白く、旋盤やフライス盤など総力戦で作っていますが、今回新たに導入したのが60度のアングルカッター。車体下部の凸型のルーバーを彫るための刃物です。
見た目からして凶悪な感じですが(笑)画像のように真鍮のブロックを縦位置で固定し、カッターを左右に動かしながら、下へ下へと彫っていきます。
表面の溝を彫り終えたら刃物を2mmのエンドミルに交換、ブロックを横に倒した状態で側面から少しずつ切り込んでいき、最後は帯状になったルーバーを切り落とします。
作業に没頭しすぎてフライス盤のオーバーヒートに気づかず、プスン!と停止した時には焦りました。1時間ほどでモーターが冷え、無事に復活してくれたので良かったですが、機械相手だといろいろ大変です。
画像は0.7mmの間隔で刻んだ試作品ですが、もう少しピッチを狭く、ルーバーの幅も狭いほうがしっくりくる感じですね。
戦前のクルマ・ブガッティを作ってみよう-7
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久しぶりに投稿させていただきます。試作品でも十分な気がしますが、製作者としては納得いかないんでしょうね?