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タミヤの1/48シャーマンM4A1製作記-5

タミヤのM4A1シャーマンの砲塔です。実物の写真と見比べてみるとディテールはかなり省略されていますが、なんだかんだ言いながら出来る範囲で手を入れるのもまた、模型作りの楽しみのひとつです。
とりあえず砲身は金属製に置き換えることにして、最初はキットと一緒に購入したファインモールドのパーツを使う予定でしたが、RB Modelのアルミ削り出しのものがeBayで見つかり、取り寄せてみると挽き目も細かくてきれいだったので、今回はこちらを使うことにします。
ちなみにRB Modelの砲身は防盾の穴を拡大しないと取り付けできません。こういった穴の内径を拡げるにはドリルを使うよりモーターツールのビットのほうが綺麗に仕上がるので、手持ちでグリグリっと回して拡大しました。コマンダーズハッチの蓋が開くと模型的な見栄えも上がりますが、ご覧のように中身は何もないに等しいので、どうしましょうか?
とりあえずは目立つ突き出しピンの跡だけ、瞬間接着剤とパウダーで埋めました。パッドの凸モールドはヤスリがけの邪魔になるので削り取り、0.5mmのプラ板で置き換えています。取っ手は0.35mmの真鍮線です。
ハッチの表側のエッジには、リブらしき盛り上がりがあるので、0.3mm厚のプラ板を細く切ったものをさらさらタイプの接着剤でくっ付けました。
接着剤が完全に乾いたら、#400のサンドペーパーでプラ板の厚みと高さを調整し、サフを吹いて仕上がりをチェックします。プラモデル用ならガイアノーツの『サーフェイサーエヴォ』が、吹きやすさと肉持ちの点でおすすめです。

1/43のメタル・レジンキットを中心に、模型製作のテクニックをわかりやすく紹介しています。
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