先日のモケイ旅行で『Studio Rosso』のWさんから新製品のサンプルを頂いたのでご紹介します。今回発売されたのはエッチングメッシュ4種とラジエター用の汎用パーツが2種類。それぞれ形状の違いを詳しく見ていきましょう。まずはSRP-004の正方形のメッシュから‥。
材質はステンレスで板厚0.1mmの繊細なエッチングパーツです。メッシュの網目の細かさでS・M・Lの3種類が入っており、実際にモデルに当ててみたときのバランスで、見た目にしっくりくる大きさを選べるようになっています。
SRP-005は穴の形が長方形で、’90年代後半のGTカー(マクラーレンF1-GTRなど)を作る時に重宝するでしょう。
SRP-006はひし型のメッシュ。’60-70年代の少し古めのレーシングカーでよく見られる形状ですね。
SRP-007は穴の形が六角形のメッシュになります。拡大鏡で覗くとハニカム状に抜けていて、ここまで細かいパターンはちょっと他所でも見たことがないです!
SRP-002と003はラジエター用の汎用パーツで、002のほうは冷却フィンの細かい波状のモールドが刻まれた薄板が3枚入っています。1枚の短辺の大きさは2cm、長辺は6cmほどです。
フィンのモールドを際立たせるべく、エナメルのフラットブラックで墨入れした後、#2000の耐水ペーパーで磨いてみました。それでも若干メリハリに欠ける気もするので、フィンの隙間が完全に抜けたタイプの製品化もぜひご検討ください(笑)
SRP-003もラジエター用のパーツですが、こちらは真鍮製で厚さ0.2mmのしっかりしたものになります。溝のピッチは0.1mm、0.15mm、0.2mmの3種類入っていて、例えばラジエターとオイルクーラーでピッチを変化させることで、表現の幅がより広がってくるでしょう。
入手方法は現時点ではこちらのサイトからメールでオーダーするか、東京のオートモデリGT、大阪のモデルガレージロムでもお買い求めになれます。
これだけ色々なサイズのエッチングパーツがあると、逆に自分は迷ってしまって、「脳みそ破壊」
って感じで手が止まりそうです。