『塗装が最近うまくいかない原因のひとつは、環境のせいに違いない!』ということで、換気扇と塗装ブースの周囲を掃除しました。いや〜、きったないねですねこのフィルター! ついでにファンも外枠も外して、徹底的にきれいにしました。
塗料棚の奥で眠っていた塗料、フタを開けてみると劣化していて使えないものが多かったので、使い終わったティッシュに中身を染み込ませて廃棄。10年間使わなかった缶スプレーも、缶の底に穴をあけて不燃ゴミの日に備えます。
めったに使わないアセトンやレジンウォッシュ、シリコーンなどの複製材料は、段ボールで作った引き出しに入れて右手のカラーボックスに収めました。あとは壁と床を拭き掃除すれば完璧! もう言い訳はできませんね(笑)
そういえば、先週ぐらいに読んだ『最小限主義』という本の一節に『仕舞いのミニマリズム』という項目があって、模型作りにも少し通じるところがあったので、少し長くなりますが引用します。
“料理を作ればキッチンにモノや道具が溢れる。なかなか『何もない』状態にはならない。しっかりひとつひとつ片づけなければ、キッチンの上のモノは増えてしまうことになる。モノを捨てる断捨離には終わりがあるが、キッチンの片づけには、終わりがない。片づけにはけっこう時間をとられるし、さぼりたくもなる。ときどき「修行のようだ」と思いつつ、キッチンを片づける。すると、何も無くなったキッチンを見て、心が洗われるような気分になる”
この『キッチン』を『作業机』に置き換えてみると、なんだか腑に落ちませんか? せめて1日の終わりには、散らかった机の上を片づけてから眠りにつくように心掛けたいと思います。