20数年前に作ったハセガワのランチアデルタのリペアの続きです。ルーフのベンチレータのデカールは、黄変したニス部分のみエナメルシンナーで溶かすように拭き取りました。
完璧ではないけれど、『年式相応』の仕上がりだと思います。紫外線を24時間当て続けたデカールのほうは?
更に白くなっていて感動! でも表面にはちりめん状の細かいシワが寄っていて、貼るのにとても苦労しそうです。
嫌な予感が的中! クレオスのマークソフターは原液のままだと強すぎて、白い枠線に歪みが出てしまいました。
これは絶対に失敗できない虎の子のスペア、最後の1枚です。同じように紫外線ランプに24時間当てて黄ばみを取ってから、表面にラッカークリアーを吹いてフィルムの強度を上げた後に水に浸します。
マークソフターも今度は水で薄め、効力を弱めたもので無事に定着させました。
現場からは以上です。