東急ハンズで0.5mmと0.3mm厚のPET板を買ってきました。これを小型のバキュームフォーマーの枠の半分の大きさに切り、ガスコンロの火で炙りながら加熱、柔らかくなったところで型に押し付け成形します。
I remade all windows of McLaren F1GTR with 0.3mm PET-polyethylene terephthalate sheet by vacuum form.
結論からいうと0.3mm厚のもので強度は十分! たまたま運良く、ホコリひとつ噛まないきれいな成形品が出来ました。さっそくボディの開口部に合わせてフィッティングします。
今回のマクラーレンGTRでは窓枠の”のりしろ”がないので、エッジtoエッジで削り合わせました。使う工具はサンドペーパーの#240,400,1000の3種類をブロックに貼り付けたもので、それぞれ荒削り、微調整、コバの毛羽取り用です。
作業のコツは、まず最初に簡単そうな1辺・1角を完璧に合わせてしまうこと。それを基準として、他の辺を少しずつ追い込んでいきます。サイドウインドウは1枚で合わせておいて、最後にドアの分割ラインをデザインナイフで切り離しました。
リアウインドウの合わせは比較的短時間で終わりました。こんな具合に、テープで仮止めしなくても固定できれば理想です。
フロントウインドウは上辺の曲率がボディに合わなかったので、原型を削ってバキュームし直すことにします。
明日に続きます。