タイヤについては以前、’95年のルマン優勝車をレストアした際、予備に作っておいたABS樹脂製のものを使います。1mmと0.3mmのプラ板を張り合わせて作ったスペーサーをシャシーの下に挟んで車高を決めました。
I setup the ride height today. The tires were turned ABS resin – the same as in the case of restored the black No.59 model car.
シャシー中央には当時に埋め込んだM2のナットが健在でしたが、1点止めでは不安なので、前後2点のネジ止めに変更します。タップ工具できちんとネジ溝を切っておくと安心です。
フロントのホイールシャフトはボディ側、リアのシャフトはシャシー側に固定するという変則的な構造です。そのためダッシュボードをシャシーに接着してしまうと、仮組みの際になにかと不都合なので、極小ビスで前後左右に微調整が効くようにしました。
ノーズと両サイドのスポイラーは、39号車と同時に洋白板(0.15mm厚)で作ったパーツが残っていたので楽チンです。過去の自分に感謝!ですね。
この製作記を見たマクラーレンF1マニアの友人から、”なんでプロバンスなんだ?ルーフがペシャンコで似ていないじゃないか!”とお叱りのメールを頂きました(笑) いや、単にプロバンスのキットが好きなだけですけど、いけませんか?
ちなみに上の画像はオートバーン/MRコレクションのロードバージョンとの比較。フェイスの解釈も違うし、全体的のサイズもオートバーンのほうがひと回り大きいんですよ。もちろんノギスをあてて1/43スケールに換算すると‥なんて、野暮な比較は致しません。