God Dwells in Small Things

Esprit of 250GTO-26

エスプリ43の250GTO、その存在をほとんど忘れかけていたフューエルキャップですが、このルマン仕様ではリアウインドウを貫通しているので、インテリア側に開けた下穴を狙って印をつけ、ドリルとヤスリで開口しました。

I opened a small hole on the lower left of the rear window and then test-fitted the gas cap. After that I sanded the surface of these windows and sprayed clear vanish on them.

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フューエルキャップは、キットのメタルパーツを磨いて使います。インテリア側の”受け”は、直径2.0mmの真鍮パイプを半田めっきしたものの中に差し込みました。

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前後のウインドウが出揃ったところで、クリアーを吹いて仕上げに掛かりましょう! リターダー成分の含まれた「Mr.カラーレベリングうすめ液」を使えば、わりと簡単にツルッとした塗膜が得られます。

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今回、フロントは1回、リアは2回重ねて吹きました。吹いた直後はきれいな状態でしたが、一晩たって塗膜に含まれた溶剤が揮発した後では、うっすら傷らしきものが浮き出ています。

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やはりフロントはもう1回、重ねて吹かないとダメみたいですね(笑)

Comments & Trackbacks

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  1. フロントとリアウインドーのクリアー吹きですが、大変、参考になります。そこで一つ提案なんですが、ラッカークリアーでは無く、ウレタンクリアー(フィニ二ッシャーズGP2)の薄吹きなんてどうでしょうかね?

    • ウレタンクリアーも拭きっぱなしで艶を出しやすい点は良いかと思うんですが、万が一、ほこりを噛んでしまった時のやり直しが効かないですよね? ラッカーなら失敗してもクレオスのうすめ液で拭けば、何度でも納得いくまでチャレンジできますよ。

  2. こんにちは、早速クリアパーツの件参考にさせてもらいます。!!結構荒いペーパー仕上げでも
    クリア吹くとそこそこ綺麗になってしまうのですね。今度実験してみます。
    ありがとうございました。
                           堤正彦

  3. すみません、言い方が悪かったですね。荒い仕上げではなく、コンパウンドかけなくてもという意味です。失礼しました!
                          堤正彦

    • そうですね、コンパウンドは掛けても掛けなくても、クリアーを吹いた後に得られる結果(仕上がり)は一緒だと思います。

      画像のように、クリアーの乾燥後にもし傷が残っているようでしたら、ラプロスの#6000で軽く磨いてから、もう一度吹いてみて下さい。

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