250GTOのクリアーの研ぎ出しの続きです。サンドペーパーの順番としては、#1200→1500→ラプロス→コンパウンド‥といった具合に進めていきます。
Polishing the surface of clear vanish is still going… my desk top is very chaotic!
自分なりのコツとして、ボディ全体を一度に研ごうとすると集中力が持たないので、まずはルーフだけ研いで、コンパウンドでピカピカに磨き上げる。これで達成感を得て、まだ飽きずに続けられるようなら、ボンネットの右側にもサンドペーパーを当てて‥と行った具合に、ボディを幾つかのパートに区切って仕上げています。
ドア付近の塗膜は、デカールの段差を完全に取りきるのが難しそうだったため、クリアー表面のうねりや、筋彫りの両肩の盛り上がりを削り取って平らにする程度でOKとしました。
バキュームしたウインドウの表面も、#1000のサンドペーパーで削り、微妙なうねりを取っておきます。この後、#1500までサンドペーパーを掛けてからクリアーを吹く予定です。
初めまして、堤 正彦と申します。以前から上村さんの模型ファンで、いつもブログは拝見させてもらっております。
さていきなりですが、少し疑問があるので書き込みさせていただきます。
クリアパーツ、特に塩ビ系でいつも悩む事があります。
僕の場合はバキュームフォームされたパーツを切り離し、トリミングし、コンパウンドで仕上げて行くようにしていますが傷が完全に消えきらず、微妙なたわみもあるけど妥協して終了する事が多いのです
一方上村さんの作品をみせてもらうとめちゃくちゃ綺麗でいつも驚いてます(レベルがそもそも違いすぎるという事もあるのですが)、
また今回の記事を見させてもらうと研ぎだしをされていますよね? ペーパーで傷ついたものがどうしてあんなに綺麗に仕上がるのかがとっても疑問なんです。
クリアコートもされているようですが、可能であればその辺をブログのネタとしてやっていただけるととてもうれしいです。
自分の願望ばかりで恐縮ですが何卒宜しくお願いします。
堤正彦
堤さん、コメントありがとうございます。バキュームパーツに関してお悩みですが、1/43でよく使われる塩ビ系の素材は、基本的にやわらかいため、コンパウンドで磨き切って傷をとるのは難しいんですよ。
私の場合は#1000〜1500のサンドペーパーで表面をフラットに削った後、クリアーを吹きっぱなしでツルっと仕上がるように吹いて、あとは腫れモノを触るような気持ちで、ボディに取り付けています。
詳しくは、明日のブログをご覧下さいねー!
いつもながら見事な制作ぶりですね。自分はせっかちな性格が災いして上村さんの様に部分部分に分けてって言うのが出来ないんです。それでいつも「コンパウンドの磨きキズが取れない」って泣きを入れているアホとしか言いようが無い自分です。でも昨日、吹いたウレタンクリヤーは最低一週間は乾燥させてから研ぎ出し&磨き出ししてみようかな?って思っています。