ドラゴンのIV号戦車は片側8個、予備転輪も含めて20個の転輪のパーティングラインの処理に取りかかります。数が多いので3mmのプラ棒の先をテーパー状に削った治具を作りました。
これをモーターツールに挟んで回転させながら、320番のサンドペーパーで削って段差を消します。仕上げは粗目のスポンジヤスリを押し当て、ゴム部のエッジに多少の丸みをつけました。
気分転換に砲塔のパーツを組んでみます。シャシーと違ってパーツ同士の合いはスムース、ストレスなく組めましたが、砲の基部、上下に稼働する箇所は、塗装の厚みを考えて緩めに調整しておきました。
砲身のスリーブと防楯のつなぎ目には溶接痕を追加、Plastruct製の極細のプラ線をラッカーシンナーで柔らかくしたものを貼り付け、デザインナイフの刃先でちまちまとモールドを入れていきます。
砲身の先には、先のIII突で使わなかった挽きもののカバー(ジョルディ・ルビオ製)を付けることにしました。ただ、表面の挽き目が荒いため、治具を介して旋盤に取り付け、刃物を当てて薄皮を剥くように整えています。
この手の細部工作がいちばん楽しいですねー。
カミムラさんて、この手の作業が本当に好きですよねー。楽しそうです。
今年の宿を取る時期になりました。残り3ヶ月はあっという間ですね。
そうなんです、大好きなんです(笑) でも、エッチングのフェンダーは諦めて、キットのままで作ることにしました。
デモドリさんは我が部のエースですから、エッチングで頑張ってくださいねー!